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[新刊案内]
ポライトネスとフェイス 研究の諸相

----大きな物語を求めて----

藪内昭男著

【内 容】 社会的存在としての人間の、ある意味では最大の関心事である「ポライトネス」と「フェイス」の研究は、Brown&Levinson, Leech らの西洋文明からの「普遍」理論の提唱と東洋文明の側からのその「普遍性」への反論、Blum-Kulka, House&Kasperらによる、実証的・量的データに基づく文化的多様性の研究、Wattsらによる、普遍理論を求めず、様々な場面におけるポライトネス生成の現場に焦点を当てるエスノメソドロジー的研究、更には、Culpeperらによる、ポライトネスとは反対概念の「インポライトネス」の研究へと変遷・多岐化を遂げてきている。本書の特色は、これら様々なアプローチそれぞれを批判的に検討し、問題点を析出し、より合理的な視角や体系化の方法を提案したことである。

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