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良寛の出家と
木下俊昌

桂 尚樹著 (かつら なおき)
四六判,上製,212頁
定価:本体 1,800円+税
初発行日: 2001.12.25
ISBN 4-89798-619-2

本書は、良寛が万人が思いもしない先祖を持ち、自らの経歴や先祖の事績、木下俊昌のことを、歌や詩の中に隠し入れたことを解き明かしたもの。また、良寛の多くの歌集、詩集、研究書や、豊臣秀吉、秀頼の研究書からその事実を引出し、良寛と豊臣家の関係を明確にした
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              はじめに(一部抜粋)
 
加賀三代藩主前田利常が、正保三年九月二十日、越中高岡瑞龍寺に奉納した、豊臣秀頼の歌五首がある。歌は『豊太閤真跡集』に載せられている。
 この秀頼の歌の中の言葉を、桂家の人々と良寛が、自らの歌の中に入れている。これは、桂家と良寛が、秀頼の子孫であることを示している。また五首の歌は、生き延びた秀頼が、能登で生活していたことを示す貴重な証言である。
 良寛の歌や詩の探究から、立石木下家の存在に気がつき、さらに立石木下家の詳しいことは『日出町誌』で知ることができた−。

              
 
                   目  次(章見出しのみ表示)

              はじめに

              一章 秀頼の足跡
              二章 秀頼の死
              三章 文書と歌による証言
              四章 良寛誕生の年
              五章 良寛の遁世から出家まで
              六章 俊昌を表す言葉
              
              あとがき

 
 
                     著者略歴



  
 桂 尚 樹  (かつら なおき)
           
     昭和49年、新潟県五泉市に生まれる。
     昭和42年、学習院大学法学部卒業。
     現在、トッパンフォームズ(株)勤務。

     著書:『豊臣秀吉の子孫良寛と桂家』(新人物往来社)










 
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